ミョウバンで制汗剤を自作する。
加齢臭対策、制汗剤にて紹介した、この商品
これにも焼きミョウバンと言うものが含まれている。
このミョウバンには、殺菌作用があるので、臭いの成分を分解してくれるのですが…
実は自作も出来たりします。
とても簡単です。
市販の焼きミョウバンを購入する。
この焼きミョウバン10gに対して、水300mLが適量。
水1000mL換算だと、33,3gの焼きミョウバンが必要になる。
（重量モル濃度だと、0.43mol/kgになる。）
容器にに↑の量だけ投入し、あとは一晩放置すれば完成。
簡単ですね。
焼きミョウバンは結晶状態で、水入れてすぐには溶けないのでそのまま放置しておけばOKです。
あとは、スプレー容器に適量入れて、臭いの気になるところへ噴射。
腋の臭いの他にも、靴の臭い、トイレの消臭など色々使えます。
（ラブサーチの使い方・管理人評価はこちら）
化学的なお話
ちなみにミョウバンと焼きミョウバンは同じものと言えば同じものですが、
含まれている水分量が違います。
通常、薬局に売っているのは、無水物の焼きミョウバンになります。
ただし焼きミョウバンは吸湿性があり、
長期間空気中に置いていると徐々に水分を吸って、水分を含んだミョウバンになります。
もし、空気中に放置しすぎて、ミョウバンに変化した場合は、ミョウバン10gに対して、水は約160mLになります。
水1000mL換算ならば、ミョウバンは約60g必要です。
できるだけ乾燥したところで保管しましょう。
焼きミョウバンには水分が含まれない状態（化学用語では無水物と言う）
「焼き」がないミョウバンはミョウバン一つの分子に水分子が12個結合している12水和物というものになる。
つまり、ミョウバンと焼きミョウバンを同じ重さだけ計った場合。
純度約100％焼きミョウバンの方がミョウバン自体が沢山含まれていることになる。
重量比では、焼きミョウバン258gとミョウバン474gでほぼ同じミョウバン分子量になる。
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ミョウバン 抑汗剤
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